実りの秋
春に皆様と一緒に植えた苗が立派な稲に成長しました!
「実りの秋」ということで、先日、友愛の郷で稲刈り作業を行いました。
手作業で行うことで、稲一つ一つに対する愛着が湧き、収穫の喜びもひとしおです。
ただ、鎌による昔ながらの刈り取りは、腰をかがめながらの作業となる為、作業を体験した職員は大変でした。
2m×1.4mの小さな 「友愛田んぼ 」ですが、昔ながらの農作業の大変さを実感しました。
稲刈りに加わっていただいた先生方(利用者様)曰く、「米作りに使う機械は昭和30年代頃から普及してきた。それまでは手作業だったよ。」と仰っておりました。
米作りの機械化が進む以前から農業を生業にしてきた方々は、延々と鎌で刈り続けるしかなかったわけですので、本当に苦労が忍ばれます。
先生方の指導の下、刈る→束ねる→干すという担当に分かれて何とか作業を行いました。
そして最後に稲架掛け(はさがけ)です。
刈り取った稲を束ねて稲架(はさ)ではありませんが、脚立に掛けて乾燥させます。
風通しを良くし、稲を均一に乾燥させることで、稲の品質を保ち、保存性を高めることができるそうです。
皆様と協力し合いながら進める作業は、達成感と共に心地よい疲労感を感じることができました。
七夕行事 友愛の郷
友愛の郷では七夕行事を行いました。
七夕の短冊の由来は、古来より竹の空洞には神が宿っているから強い生命力があるのだと考えられていました。
そのため今でも様々な神事に竹が使われているのも同じ理由からです。
今年も利用者様、職員、それぞれの願い事を短冊に記して飾りつけを行いました。
ホールの天井まで届きそうな大竹は迫力満点!
皆様の願い事がどうか叶いますように…。
こちらは行事食になります。
七夕の行事食は「そうめん」というイメージがあります。
七夕にそうめんを食べる由来は中国から伝わったもので、「策餅(さくべえ)」という小麦粉のお菓子を7月7日に食べると無病息災で過ごせるというところからきているようです。
その後、策餅は形を変え そうめん へ変化し、七夕にそうめんを食べるようになったと考えられています。(諸説あり)
友愛の郷では飲み込みの問題で麺をあまり食べられない方もいらっしゃることから、すまし汁に3色そうめんを少しだけ使用しました。
又、散らし寿司には具を「川」のように盛り付け、天の川を表しました。
皆様の無病息災を祈る気持ちを込め提供させていただきました。
鹿島祭り 友愛の郷
6月の第二日曜日に子供の成長を祈る伝統行事、新屋の鹿島祭りが行われました。
鹿島祭りは新屋町の貴重な文化的遺産です。
こちらの祭りにちなみ、今年も友愛の郷で笹巻が提供されました。
又、鹿島船も制作し、ホールに展示させていただきました。
当時の祭りを思い出すとともにおいしいごちそうで皆さんは大満足の様子でした。
菖蒲湯と笹巻き 新成園
本来なら端午の節句は、5月5日の“こどもの日”ですが、旧暦のこの時期にも行われるとのことで、
本日は菖蒲湯を利用者様に楽しんで頂きました。
笹巻きは職員が一つずつ丁寧に巻き、明日召し上がって頂きます。
菖蒲湯の効果
一、香りによりリラックスできます
二、腰痛や神経痛などの痛みをやわらげます
三、血行促進や保温効果があります
昔の人は、この菖蒲の香りが邪気を祓い、厄難を除くと信じ、菖蒲湯に入っていたようです。
新成園裏庭のツツジが見頃です。
消火訓練 友愛の郷
5月30日の避難訓練後、防災のプロの指導のもと、本物の消火器を使用した消火訓練を行いました。
消火器は身近にある消火剤ですが、実際に使用したことのある方は意外と少ないのではないでしょうか?
災害はいつやってくるか分かりません。
身近なものだからこそ、有事の際は確実に使用できるようにしたいですね。
田植え体験 友愛の郷
新緑の美しい季節になりました。
先週、友愛の郷では中庭の園芸スペースにて 田植え体験 を実施しました。
入所されている先輩方のご指導を受けながら、苗を一本一本、手作業で行いました。
農業を生業にしてきた経験のある利用者様からは、当時の大変さや収穫時の喜びを懐かしむ声も多く聞かれました。
そういった会話のやり取りをしながら田植えを行い、我々も食料の大切さを改めて実感できた大変良い機会となりました。
秋の収穫が楽しみですね。
友愛の郷 端午の節句
友愛の郷では、5月の端午の節句にちなみ、季節の行事食を楽しんでいただきました。
色とりどりのメニューは、どれもご利用者様に好評でしたが、やはり特に好評だったが、成長を願う「筍」を
ふんだんに使った筍ご飯と、子孫繁栄、家柄が続くと云われる縁起物の「柏餅」でした。
皆様にはしっかりと季節を感じていただけたと思います。
過ごしやすい季節とは言いながら、夜分には肌寒さも感じるこの頃、ご家族様・関係者の皆様におかれましても
体調を崩されないようお気を付けください。