実りの秋
春に皆様と一緒に植えた苗が立派な稲に成長しました!
「実りの秋」ということで、先日、友愛の郷で稲刈り作業を行いました。
手作業で行うことで、稲一つ一つに対する愛着が湧き、収穫の喜びもひとしおです。
ただ、鎌による昔ながらの刈り取りは、腰をかがめながらの作業となる為、作業を体験した職員は大変でした。
2m×1.4mの小さな 「友愛田んぼ 」ですが、昔ながらの農作業の大変さを実感しました。
稲刈りに加わっていただいた先生方(利用者様)曰く、「米作りに使う機械は昭和30年代頃から普及してきた。それまでは手作業だったよ。」と仰っておりました。
米作りの機械化が進む以前から農業を生業にしてきた方々は、延々と鎌で刈り続けるしかなかったわけですので、本当に苦労が忍ばれます。
先生方の指導の下、刈る→束ねる→干すという担当に分かれて何とか作業を行いました。
そして最後に稲架掛け(はさがけ)です。
刈り取った稲を束ねて稲架(はさ)ではありませんが、脚立に掛けて乾燥させます。
風通しを良くし、稲を均一に乾燥させることで、稲の品質を保ち、保存性を高めることができるそうです。
皆様と協力し合いながら進める作業は、達成感と共に心地よい疲労感を感じることができました。